「すごいよっ!誰にもらったの?」
「J君。」
「そっか・・・J君には、あなたも貰ったよね?今年のチョコは何?」
「手作りトリュフ。チョコが苦手なMちゃんの分だけマフィンを作ってて、そっちも美味しそうだった」
J君は学年で一番女子力が高いと噂される気が利いた人です。もしもJ君が女子だったら全男子がJ君に惚れるんじゃないか説もあるようで・・・。
あれは去年の2月。強歩大会の日に、「もう、歩きたくないーつかれたー」と嘆く、うちの子に、
J君が「じゃあ、おんぶしてあげる。」なんて事がありまして、
ななめ後ろの位置で生徒に交じって参加してる英語のB先生(20代。恋人募集中)が
「ああ、もうイライラする、なんか分かんないけど頭にくる。俺はなんでこんなに腹が立ってるんだろう・・・・」
と大いに嘆いていたそうで。
その時のB先生、想像して、めっちゃ笑ったけど少し涙も出た。
うちの子と、よその息子さんってば、先生にひどい事しすぎじゃ・・・。
今年のバレンタイン、うちの子に頼んで「ママンからだと言って渡しておくれ」とB先生にチョコを持って行ってもらった
B先生、あの日の償いは出来たでしょうか・・・(心の声)
「これ、お母さんから先生にです」とチョコを渡した時、
B先生は「ありがとう。今日、2個目!」と言ったから、「先生、他に誰からチョコ貰ったんですか?」と、問うと
「J君。」
ですってよ。
J君。全てにおいて、パねえ。(今風に)