ああ、私がイルカにテレパシーを飛ばせたら、和歌山の海には行くな!人間に捕まるリスクが高すぎるぞ!って伝えられるのに。長崎と熊本もイルカ産業にやる気出してるっぽいから気を付けて!って伝えるのに。
大分の水族館のイルカは太地町から買ったイルカ。一匹だけ日向灘で釣り船の網にかかったイルカが居る、超かわいいんだわ日向灘のイルカ。他のイルカも可愛い。
人間の言葉がイルカには伝わる感じがする。水槽のイルカ同士は不仲に見えるけど、個々のイルカは「人間達にモテる俺!」って自覚があり、凝った泳ぎ方をして喝采を浴びたり、鼻先でバスケットボールを水槽の外に飛ばして「キャッチボールしようぜ!」って誘うんだ。楽しみを見つけるのが上手で決して不幸には見えないが、それもイルカたちの隅々まで行き届いた心遣いなのかな。
でもWAZAって団体も日本の動物園水族館連盟も結局、海を泳いでいるイルカをとっ捕まえたいだけなんだよなー。このイルカ問題のニュース、金の匂いしかしない。新明解国語辞典第4版の「動物園は保護と称して飼い殺しにする施設」的、記載は真実を述べていると思う。
私は水族館に居るナマケモノが大好きで、よく会いに行っていた。ある日、ナマケモノが一匹増えた。ゆめこの婿候補さん太。さん太はコスタリカで50万円で買われて水族館にやってきた。二匹の間にベビーは誕生せず、よくよく調べたらメスだったんだ、さん太。名前は「さんた」に改名された。
しばらくして水族館に行ったら、さんたが居なくて。スタッフに聞いたら、さんたが死んだことを聞かされて、ものすごいがっかりして帰宅したら、マスコミに、さんたの死因が公表されていた。水死。若くして人間に捕まったさん太は泳げなくて、魚の泳いでいる池に落ちておぼれてしまった。
私が「ゆめこ可愛い」と喜んでいたから、さんたのような運命を辿るナマケモノが出来てしまった。もう水族館には行かなくなった。
誰かは行かなくても違った誰かが行くのが水族館というものらしく、K君が初めて中2男子達で水族館に行き「ナマケモノが俺よりモテすぎる!」と本気で嫉妬。
ナマケモノに勝つつもりなんだ、すごいなK君。ゆめこは誰からの好意も懐広く受け止めるからね、張り合うのは難しいよ?