うちの子、私立高校に通っていました。
野球部が勝ち進むと、全校応援が突如発生します。
生徒たちの部活動は停止で、全員を球場に呼び出し。現地で出席も取る。
でも全校応援は野球部とサッカー部だけ、ほかの部活バスケとかバレーとか吹奏楽とか囲碁将棋とか放送とか書道とか、その他諸々の部活動では存在しない。
つまり全校応援が成り立つのは、全国大会に駒を勧めたらテレビ中継がある部活だけです。
全国優勝しても騒いでもらえない日陰の部活もある一方で、高校野球は本戦に出場が決まっただけでお祭り騒ぎ。
えげつないほどの格差があります。
出席を取ったからには、通常の登校日扱いになって、結果、冬休みが長くなってしまう、スポーツ応援は授業日を1日削っているのです。強い意志で全校応援を辞退しても、消えた授業は戻りません。
「いや、こんなの無し、学業に授業料払ってるの、勉学ちゃんとしての部活よ」これが本音です。
それで本日、地方大会の生中継で、「先発投手がイケメンである」と男性アナウンサーに野球に無関係な実況されておりまして、そういうの止めてあげて欲しい。
今日の先発投手も、月曜は生徒として授業に参加しているでしょうし、多分、イケメンだって他の人の嫉妬で苦しんだりしてるかもしれないですし、褒め殺しに聞こえかねないし、野球してただけなのに電波でイケメンって定義されたら、校内で気まずくはなかろうか?と私は思うのです。