色々疲れちゃったわ。な午後、裁判を傍聴してみました。
とにかく違う話を頭に入れて気分を変えたかったの。
私が入室したら裁判官事務官、原告被告双方の弁護士に緊張が走った(なんでだろう?)この部屋にいたのは全員男性。
それで途中から傍聴したために、話を聞きながら推理し、組み立てる必要があり、またまた私は、もやっと感を抱えるのです。
いきなり、今日の結論。【双方が既婚者同士の不倫、更に離婚せずに元の夫婦を続けるケースでは法廷でも全てが明らかにならない。】のだと思いました。
傍聴を振り返ります。
八年位前の話をしているようだ。
被告によると、ラブホテルに行ったのは月に4回程度で性関係を持ったのは、そのうちの1回ですと?(本当かしら?)
ラブホテルに行ったのはトータルで28回。被告はどうも性関係のあった日時を過去へ過去へと設定したいみたい。不貞行為の時効ねらい?
裁判官が問いかける。「回数が減ったのは何故なのか?」 段々できなくなった。勤務先が変わった。上司部下の関係でなくなった。
被告側証言。ラブホテルの人が遠くから見ている車があると教えてくれた。(親切なラブホテルですね、どれだけ顔見知りなんでしょう!)
原告側回答、「その車は自分ではありません。」
申請していた証人が来ない、裁判官が「この先来るとも思えないようですが、証人の申請を取り下げますか?」被告側弁護士「取り下げます。」(えっ来ないの?!証人なのに)
新事実が2つくらい出てきたよ! 裁判官、事務官と少し相談する。裁判官「宣誓しなおして新しい証拠にしますか?」たしかこの後宣誓したと思う。
裁判官「この先の日程なんですけど年度末までに結審したいんで判決は3月3日午後でどうでしょうか?」(まあ、うれしいひなまつり♫の日ですね)
原告被告双方の弁護士「3月3日大丈夫です。」
裁判官「でしたら2回目は2月14日でどうでしょうか?」(バレンタインデーじゃないですか!夢も希望もないね)
原告被告双方の弁護士「2月14日大丈夫です。」
裁判官「2回目の前に、これから和解の話し合いをしますか? 傍聴人はこの裁判の関係者ですか?」
ブンブン(全力で首を振る。昼下がりの私)
裁判官「これから和解の話し合いをしますので、傍聴人は退廷してください」
大きくうなずいて、荷物を持った私は退室しました。
廊下で、被告人と弁護士が相談しているのを、かすかに目撃、あれはきっと和解の話し合いへの作戦会議だったのではないかと思います。
和解の話し合いは公開されません。ゆえに今日の裁判レポートは、これにて。おしまい。
いや妻の不貞で相手を訴える夫がいるんだな!と驚きました。(腹は立つけど自分の妻も不倫してるんだよね?取れるところから取るのが基本なのかしら?)←わたくしの心の声
帰宅後にググって考えるに、慰謝料そんなに取れそうにないです、50万から100万あたりじゃないでしょうか?それって弁護士に報酬を払ったら手元にお金は少ししか残らないと思うのです。
せめて相手の男を法廷で尋問して懲らしめてやろう、そういう思いがあるのかもしれません。
妻は悪い男に騙されただけなんだって思いたくもあるのかなあ。ピュアだなあ。
婚外恋愛の秘密は蜜の味かもしれぬけど、ある日、出廷してくださいのお手紙が裁判所から来るかも。なのです。